師よりも忙しく走るモノ

去年もやっぱりそうでした。
少しずつ覚悟はしていました。
まだ大丈夫、今日も大丈夫だった、明日はそろそろ危ないか…。
そんな風に今か今かとハラハラしていたのですが、
ついにその日は訪れました。

ちょっとやそっとのことじゃ驚かない。
少しくらいなら目くじらを立てたりしないでおこう。
そう思っていたのですが、実際に目の当たりにするとダメですね。
わかってはいたつもりでも、驚いてしまう。
大きな心で受け止めるはずが、小さな自分を思い知らされる。

野菜の大幅な値上がりです。

収穫期の夏を過ぎると、徐々に値段が上がり始めます。
それでもまだ全くの許容範囲。
他の野菜が高くなる中で、夏よりも安くなる白菜には助けられます。
それが年末に近づくと、一気に高騰するのが常。
倍近くの値段まで跳ね上がります。

たとえばキャベツは安ければ98円、高くても150円前後なのが200円以上。
いつもは100円以下のきのこ類も100円を超えます。
キュウリは夏こそ安いものの、秋には5本入り298円。
それでも高いと思うのに、年末近くにはなんと498円。

それまでは助けてくれていた白菜も倍以上の値段です。

野菜の値段はその年やお店にもよりますが、全体的に高くなるのは必至。
「年末年始はみんな食材が必要なのだから、安くしてくれればいいのに」
というのは買う側の言い分。
でも売る側にとっては、お財布のヒモが緩む年末年始は稼ぎ時。
ちょっと大胆に値段を上げても売れるのですから。

安くしてくれればありがたいのに…と思いながらも、
しかたなくお財布からお金を出す買い手。
高くても買ってくれてありがたいと感謝しつつ、
満面の笑顔でお金を受け取る売り手。

しかたがないことだとは思います。
向こうも商売ですもんね。
どうしようもないと思う気持ちもあるのですが、
やっぱりどうにかならないものかと思う年末。
師のみならず金も走ります。